2020/4/24

  • ニュース&トピックス

獣医師 徳永先生より≪愛猫及び愛犬の新型コロナウィルス感染対策≫について最新情報(4月6日時点情報)をご提供いただきました


獣医師 徳永先生より2020年4月6日時点の新型コロナウィルスに関する最新情報をご提供いただきました。
徳永先生には、3月26日の記事でもご協力いただき、コロナウィルスについての基本的な情報から愛犬及び愛猫の感染対策などについて詳細の情報をいただきました。

マハロ・ワークス株式会社代表取締役
リライフアニマルクリニック院長 徳永 秀先生
※2019年11月16日開催のレジーナドッグクラブ会員感謝祭イベントに
 ミニアトラクションお口とごはんの相談会セミナーとしてご出展

マハロ・ワークス株式会社
https://mahalo-works.co.jp/
 
運営している福岡県動物病院「リライフアニマルクリニック」
https://relife-animal.com/
 
「Dr.WANDEL」公式サイト(徳永先生が開発した犬用デンタルジェル)
https://www.rebeaute.jp/wandel/
≪RDC会員感謝祭イベントにてご協賛いただき、ご来場のお客様よりご好評いただきました商品です。≫
 
※2020年4月6日時点での情報
前回から時間があまりたっていませんが、人間の医療の情報が先行しているため、動物に関する情報は少なく、遅れて出ることが多いです。
 
そのため今回のお知らせもアメリカ獣医師会(AVMA)およびアメリカ疾病予防管理センター(CDC)を始めとした世界中の小動物獣医師機関とも連携している、小動物獣医師の世界的な組織である世界小動物獣医師会(WSAVA)の4月6日時点に発表された情報に基づいているため、現在の新型コロナウイルスの状況と多少づれがある事をご了承ください。
 
未知のウイルスであることもあり、今後の情勢により内容が大きく変わる可能性もあります。
 
まず始めにWASAVAの公式発表として新型コロナウイルスにより、犬猫をはじめとした伴侶動物(ペット)が発症したり、人や他の動物に感染を起こす科学的根拠はないとしていました。

また犬の混合ワクチンに入っている犬の消化器型コロナウイルスと
今回の新型コロナウイルスは別の型です。
混合ワクチンをうっているから新型コロナウイルスの危険性はないという
科学的根拠はないとしています。
 
ただし犬の消化器型コロナウイルスを予防することも大切です。
定期的に混合ワクチンで予防されることをおすすめします。

今回は犬よりも猫の話がメインです。
現在犬に関する新たな情報はないため、周りに猫と暮らしている方、
犬猫が同居している方に向けてのお話です。
 
<現在報告されている動物への感染について>

現在ベルギーの猫及びアメリカニューヨーク州のブロンクス動物園のベンガルトラと
アフリカライオンが、新型コロナウイルスの症状と検査陽性と診断されたと報告がありました。

いずれも獣医師の治療により軽度もしくは回復していますが、感染源として疑われているのは
無症状の新型コロナウイルス感染者であると考えられています。
 
また現在世界中の研究機関で実験研究として、閉鎖的な密閉空間で高濃度の新型コロナウイルス下で、イエネコやフェレット、一部の犬や他動物で感染させる事が分かっています。
 
少し難しい話ばかりなので、以下に要点をまとめますと
①伴侶動物(ペット)から人に新型コロナウイルスを感染させる科学的根拠はない。
 
②感染した人から伴侶動物に新型コロナウイルスを感染させる可能性がある。
 
③実験研究段階だが、3密空間下などの高濃度の新型コロナウイルスがいる状況下だと、
 犬猫に感染させてしまう可能性がある。

 
と言えます。

≪現在の状況下での皆様へのアドバイス≫
①不要不急の外出や人との接触を避ける。
 ご家族や大切なワンちゃんネコちゃんに感染させるリスクを下げましょう。
 ウイルスはいたるところにいます。
 
②適度な散歩や運動は免疫力や健康の質を高めます。
 外出時には人がいる場所ではマスク着用、ワンちゃんとのお散歩も大人の方1名で
 いかれることをおすすめします。
 
③ワンちゃんとのお散歩時には人との距離を出来れば1~2m空けることが望ましいです。
 症状が出ている人だけが感染しているわけではありません。
 
④自己免疫を高めて健康的になるため、栄養のあるご飯、睡眠をしっかりとる。
 適度に散歩をする等の規則正しい生活をこころがけましょう。
 
⑤仮に旅行やご家族で出かける場合は、自家用車での移動をおすすめします。
 また人の少ない場所、個別のスペースが保たれる施設を選びましょう。
 
⑥仮にご自身が新型コロナウイルスに感染した可能性がある場合は、
 家庭内において伴侶動物との直接の接触を避けるようにしましょう。
※なでる、くっつく、キスする、なめる、同じ食べ物を食べるなどを含む
 
⑦病気の間に伴侶動物の世話をする必要や近くにいる必要がある場合は、
 触る前後に手洗いをしてマスクをつけるようにしましょう。
 
⑧外出から戻られた場合は、近寄ってくるワンちゃんに触れるのを一旦ぐっとがまんする。
 手洗い・うがいをしっかりしてから、触るように気を付けてください。
 現状では人から伴侶動物に新型コロナウイルスを感染させるリスクが高いと言えます。

 
皆様にとっても不自由だったりご不安だったりすると思いますが、デマや不確かな情報に惑わされず、大切なご家族やワンちゃんネコちゃんを守れるよう、健康管理や手洗い・うがい等の感染症対策に気を付けて、この非常事態を一緒に乗り越えていきましょう。
 
当院もより厳密な感染症対策を実施しながら、病気で治療を継続している動物達がいますので、出来るだけ通常通りの診察を続けていきます。
 
ご不安な事がある場合は、当院やかかりつけの動物病院にご相談くださいね。